REVIEW(BOOK,MOVIE,MUSIC,etc...)
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日付
題名/作者/発行元
評価 ★★★★★(5点)
コメント
1998/08/30
ダーティペア 独裁者の遺産/高千穂 遥/早川書房
★★★★☆
ダーティペア・シリーズ久々の復活。
FLASHではなくオリジナルシリーズってことで、挿絵も
安彦良和氏。(タッチは変わったけど)
もともとはMICROSOFT NETWORKのコンテンツだったものの
ノヴェライザーションとのことだ。
ムギとの出会いがわかるケイとユリのルーキー時代の外伝。
アクション活劇SFとして素直に楽しめます。
ダーティペア・ファンにとっては待望の一冊です。
1998/08/23
星界の戦旗II -守るべきもの-/森岡 浩之/ハヤカワ文庫
★★★☆☆
ジントが囚われの身になってしまって、
ラフィールとははバラバラの行動となる。
おかげでラフィールの活躍が少なくて
物足りない。このシリーズは二人揃ってなくちゃ。
次回はジントの故郷へ二人で行くということで
今後の展開にちょっと期待。
1997/04/06
アルカイック・ステイツ/大原 まり子/早川書房
★★★★★
ワイドスクリーン・バロックの傑作と帯にあるが、
重厚なSF。
28世紀の太陽系の支配権をめぐる争いがテーマ。
長大なストーリーになりかねないところを一冊に
凝縮している。
初期の頃を思い出される大原まり子ならではの
作品と思う。
1997/04/05
遊んでて悪いか!!/火浦 功/
★★★★☆
日本一遅筆なスチャラカSF作家の日記。1992年-1995年。
パソコンゲーム、ファミコン、テニスに明け暮れる日々。
バカなことばっかりしてて面白い。
時事ネタもあって当時が思い出される。
アメフトのファンとは知らなかった。
PC GAME 'PLAY MAKER FOOTBALL'で遊んだりしてる。
このGAMEは私も持ってるんで、久しぶりにやってみた。
ぜひ火浦さんのチームと対戦したいものだ。
1997/03/23
SFバカ本<白菜編>/大原まり子・岬 兄悟 編/JUST SYSTEM
★★★★☆
著者:大場 惑、岡崎 弘明、梶尾 真治、谷 甲州、
とり・みき、野阿 梓、森 奈津子、大原 まり子、岬 兄悟
SFバカ話アンソロジー第2弾。
たまにはこんなのもいいもんだ。
大原まり子の大阪商人ばなし、えげつなさがよい。
梶尾真治のO-157騒ぎをおちょくった話、あぶなさがよい。
岡崎 弘明のはバカさ加減にちょっと欠けるが、たんたんと
話しが進みつつ、ちゃんとオチがついてるのがいい。
SF的設定もちゃんとしてる。
森 奈津子のレズ娘と変態味覚娘とSFオタク娘の取り合わせも
あやしげで面白かった。
1997/03/16
天使の微笑 ダーティペアFLASH2/高千穂 遥/早川書房
★★☆☆☆
ダーティペア新シリーズの第二弾。
かるくサクサク読めてしまう。
しかし、旧シリーズの爆発力がない。
ダーティペアと異名をとるくらいだから、
惑星のひとつくらい巻添えにしなくちゃ。
ユリとケイも小粒になってしまって面白くない。
ダーティペア・コンセプトのみ継承と言っても、
同じ名がついていれば、どうしても読み手は旧作を
意識してしまう。別シリーズにしてしまった方が、
純粋に楽しめると思う。
作者が文中にしゃしゃりでてくるのは、うざったく
感じられる。
1997/03/08
緑の少女 上下/エイミー・トムソン/ハヤカワ文庫
★★★☆☆
異星に取り残された女性調査員が、異星人に助けられ、
生き延びる様子を描いた作品。
ヴォリュームたっぷり(上下巻758page)の正統派ハード
SFの世界。
ストーリーはわりと単純だけど、異星の環境、異星人の
生活、文化の描写が深く細やかに描かれている。
リアルに描かれている反面、奇抜さは薄れてしまっている。
同一シーンを地球人、異星人の視点 から2度描いてるのは、
わかりやすいが、ストーリー展開が遅くなってしまって、
まどろっこしい。
1997/02/28
アンパン的革命/菅 浩江/アスペクト
★★★★☆
SF作家のエッセイ。
多趣味なだけに話題が豊富。
エレクトーン演奏、日舞、故郷・京都の話し、
旦那の会社(エヴァンゲリオンのガイナックス)のことなど。
1997/02/26
電脳ルシファー/北野 安騎夫/広済堂
★☆☆☆☆
文章がかたい。読みづらい。
謎解きもいまいち。
電脳ものかと思えば、全然違うし。
結局、ウイルスハンターの仕事ってなに?
普通の探偵とどう違うの?
1997/02/22
星界の戦旗I 絆のかたち/森岡 浩之/ハヤカワ文庫
★★☆☆☆
星界の紋章の続編。3年後。
二人の初めての戦闘を描く。
前作の波乱万丈さが薄れてしまった。
フツーの戦争ものになってしまった。
1997/02/19
ガーディガン エンジェル/サラ パレツキー/ハヤカワ文庫
★★★☆☆
シカゴの女探偵、 ウォーショースキー シリーズ第7作。
V.I.ウォーショースキーは今作では39才。
相変わらずタフでおしゃれ?で、ちょっとなさけない。
愛犬を取り上げられた老婆と行方不明の老人、二つの事件がからみ
あいつつラストへ向かう。
別れた旦那と階下の老人の出番、多し。
1997/02/15
DOS/V BLUES/鮎川 誠/幻冬社
★★★★★
ROCK BAND 'SHEENA & THE ROKKETS'のリーダー、鮎川 誠が
書いたROCKとパソコンの本。
ROCK MUSICIANとパソコン、INTERNETとの出会い、つきあい方
が、体験を元に語られている。
鮎川誠らしいストレートな表現でおもしろい。
1997/02/07
星界の紋章I,II,III/森岡 浩之/ハヤカワ文庫
★★★★☆
スペースオペラの正統派!
3巻終えてまだまだ序章といった様子。
今後の物語の展開と主人公二人の成長が楽しみ。
1997/02/02
エミリーの記憶/谷 甲州/徳間書店
★★★☆☆
短編集。
谷 甲州は技術的な視点からの作品のほうが面白い。
1997/01/27
電脳天使/彩院 忍/ソノラマ文庫
★★★★☆
電脳ワールドもの。
主人公が少年二人というのが、斬新というか、
やっぱり女の子がいいな。(^^;)
電脳ワールドの設定とかは、考えられててGOOD。
1997/01/21
Uの世界/神林 長平/ハヤカワ文庫
★★★☆☆
難解。なにがなんだか。
神林らしいといえばらしい作品。
1996/12/26
オタクと三人の魔女/大原 まり子/徳間書店
★★★☆☆
現実がちょっとズレていく不思議な世界。
話しのキレがいまひとつ。
1996/11/24
犬神 明1-10/平井 和正/徳間書店
☆☆☆☆☆
黄金の少女5巻+10巻で、何の解決もしていないと言うか、
ウルフシリーズの最後としてすごくもの足りない。
欲求不満が残った。
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